越前指物の技術は、8世紀、奈良時代から始まったと言われています。
 越前箪笥は、ケヤキやキリ等の木材を独自の指物技術によって加工し、豊かな装飾の飾り金具や漆塗りをした重厚なつくりが特徴です。
 飾り金具は越前打刃物、漆塗は越前漆器の技術が使われ、他の伝統的工芸品と深い結びつきがあります。
 江戸時代後期から明治時代に形成された産地、タンス町には今も多くの箪笥職人が集まっています。

(引用資料:福井の伝統工芸5つ星 伝 越前ものづくりの里プロジェクト https://info.pref.fukui.lg.jp/tisan/monosato